自分から話しかけられない・話しかけることができない
自分から話しかけることができない。この悩みを抱えている人も多いですね。
好きな子だと「用事があっても話しかけられない」という人もいるかもしれません。
なぜ、話しかけることができないのでしょうか。
その原因は2つあります。
話しかけることができない2つの原因
話しかけることができない場合の多くの原因、それはこの2つです。
- 話すことがない
- 動機が悪い
順番に詳細と解決策を見ていきましょう。
1.話すことがない
これは単純に接点がないんですよね。例えば
- 同じクラスにいるけど、相手のことをよく知らない
- 同じ社内だけど普段話さない
こういう相手をよく知らない場合は話しかけるのが難しいですよね。この場合にとれる行動はいくつかありますが、状況によるのでここでは2つのパターンを紹介します。
まずは、”何か理由を作る”こと
理由があれば話しかけることができますよね。それを全力で探すんです。
今見つからなくてもよいので、常に探し続けるんです。そうするとふとしたタイミングで理由が見つかります。そのチャンスを逃さずに話しかけます。
そして、ポイントはその理由で話しかけたあとに”また話しかける接点を持つ布石”を用意しておくことです。
例えば職場で
「さっき先輩が探してましたよ」
という”話しかける理由”があったとします。
これをこのまま伝えても次にはつながりません。
そこで、一言つけ加えます。
「 さっき先輩が探してましたよ。
何か超急いでたみたいだけど大丈夫?」
これで、後で会った時に
「さっき大丈夫だった?先輩急いでたみたいだけど」
と”次の会話のきっかけ”ができますよね。
別に先輩が急いでなくてもいいんです。
「あ、そう?なんか急いでるように見えたけど気のせいだったかな(笑)」
これならただの勘違いですよね。
「それならよかった。ごめんね心配させて」
とフォローを入れればあなたは”感じの良い人”です。
そうやって、毎回”次につなげる接点”を意識して話しかけていきます。
それを2〜3回繰り返せば普通に話せる仲になれます。
1回仕事の連絡で話しただけならまだ他人でも、次、次、と会話をつなげて2〜3回話せば、「ただの他人」という感じではなくなりますよね。
これが最初は難しく感じるかもしれませんが、恋愛に発展させる会話術などを覚えていくと、いろんなポイントが見えてくるようになります。記憶や経験があるほどいろんなものとつなげられますからね。
会話を続けていくうえで重要なポイント
会話を続けて接点を取っていくうえで重要なポイントになるのが自己開示です。
次につなげる接点を取り続けるのはいいですが、これだと相手はあなたと話すことがないので、毎回あなただけが頑張らないといけないのでつらいですよね。でも、あなたが何か自己開示をして相手があなたのことを知れば、相手もあなたと話しかける話題が見つかるんです。
これは会話が苦手な人に多いのですが、会話がうまくなろうとするとほとんどの人は自分ばかり頑張ろうとしてしまいます。
そうじゃなく、会話は自分と相手のコミュニケーションです。
自分が話すのと同時に、相手が話しやすくすることも考えましょう。
そのポイントが”自己開示”です。
このように、話しかける理由を探し、次につなげる接点を用意する。
その中で自己開示をし、相手も話しかけやすくする。
これがポイントです。これは最初はなかなか難しいですが、慣れてくるとできるようになります。会話が苦手な人って、なかなか自己開示をしない人が多いですよね。
では2つめの原因に行きます。
2.動機が悪い
これは、例えば好きな子が相手だと、話しかけるときにどうしても考えてしまうことがあります。
「これをきっかけにいい感じにならないかな」
この後ろめたさがあるから「話しかけずらい」という思いが無意識で出てしまい、その思いがバレるんじゃないかと思って話しかけられなくなってしまうんですね。
後ろめたさがなくても
「なんか好きなことがバレちゃうんじゃないか」
「変なことを言って嫌われたらどうしよう」
といった不安が襲ってくるんです。
用事があって話しかけるときでも、
心の奥では動機が「これをきっかけにいい感じにならないかな」になってしまうんです。
そうすると、何か後ろめたさを感じ、理由があるのに話しかけにくくなってしまいます。
話しかけたのにテンパってしまったりします。
この解決方法は2つあります。
1つ目は、難しいかもしれませんが”場数を踏む”ことです。
「これをきっかけにいい感じにならないかな」と思っていても話しかけられるよう、
そういう状況で話しかける場数を踏むこと。ナンパをしたり合コンに出たり、お見合いパーティーなどですね。
最初は辛いですが、場数を踏めば踏むほど当たり前になり、普通にできるようになります。難しいですが、もしこれができるならこちらのほうが早く結果が出ます。
2つ目は”動機を変える”ことです。
微妙な意識の違いの話になりますが、「これをきっかけにいい感じにならないかな」というのは、あなたの欲望ですよね。それを、例えば「彼女のためにいい感じにしてあげよう」に変えます。
とにかく、自分の中の本当の動機を直視し、それをいろいろ変えてみる。
そして「これなら話しかけられる」というものを見つけて話しかけるんです。
ちょっと精神論のようになりましたが、実際にやってみると違いがわかると思います。
例えば
- ナンパで声かけるなんて絶対できない!
- 知らない人に声なんてかけられない!
- 美人ならなおさら無理!
そんな人でも・・・
「 仕事でどうしても行かなきゃいけないところがあり、近くで迷ってしまった。
どうしよう、ヤバイ遅れたらクビだ!」
っていうときに、”超いい女”が通りかかったらどうですか?
声かけますよね。道聞かなきゃクビです。
下心がどうとか言ってる暇ないですよね。
つまり、「動機」の問題です。
このときのポイントは、決めたら迷わずすぐ行動に移ることです。
考えれば考えるほどネガティブな思考が浮かんできます。
やらない言い訳がどんどん思い浮かんで来るんです。
だから、すぐに動くことがポイントです。
ナンパでもそうです。声をかけられない人はすぐ考えてしまうんです。
声をかけられる人は考えずにすぐ動くんです。
迷いが出る前に動く。これはいろんな場面で使えるのでぜひ覚えておいて下さい。
話しかけられるようになった後が重要
自分から話しかけられるようになっても、いい人止まりでは意味がないですよね。そんな場合は恋愛に発展させる会話術などを覚えるとうまく進展させることができますよ。
ただ話しかけられるようになっただけで会話がつまらなければ次に続きません。
会話が続いても踏み込んだ会話ができずいい人止まりでは恋愛に発展しません。
あなたが求める結果は「話しかけること」ではなくて、話しかけてその結果「恋愛に発展させること」ですよね。だったら、そういう会話方法を学びましょう。
参考:会話関係のトピックス一覧